2018年4月14日土曜日

クスリンピック

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友人とオリンピックの話をしていて、「ドーピングは禁止するんじゃなくてむしろ解禁したほうがおもしろくなるんじゃないか」という話になった。


なるほど、それはおもしろいかもしれない。
今でもトップクラスのアスリートたちの闘いは、肉体の闘いであると同時に科学の闘いでもある。
より効率の良いトレーニング方法を研究し、より高い成果を出せる道具を開発し、科学的な分析に基づいて選手たちの肉体はつくられる。だとしたらそこに化学・薬学が加わることに何の問題があるだろう。
痛み止めの薬を打って金メダルを獲得したスケート選手も褒めたたえられているではないか。

世界中の薬学者が研究に研究を重ね、選手たちの肉体を改造する薬品を開発する。
求められているのはより強い肉体。選手たちは金メダルを獲るためのマシーンと化す。非人道的? 選手たちも同意しているのだ。何か問題でも?

選手に知性はいらない。競技のルールだけが理解できればいい。むしろ余計な思考は集中力を乱す原因になる。目の前の敵を倒すことだけ考えればいい。

Dr.イチガキチームのようにスポーツモンスターと生まれ変わった選手たちによる平和の祭典。感動まちがいなし。


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