2016年7月5日火曜日

【エッセイ】手のひらに ほくろができたら 病院へ(不健康川柳)

このエントリーをはてなブックマークに追加
手のひらにほくろができた。

「足の裏にほくろができたら要注意」と聞いたことがある。
悪性のガンだった場合、歩くたびにそれが刺激され、どんどんガンが進行してしまうのだとか。


じゃあ手のひらはどうなんだろう。
足の裏ほどではないが、手のひらだって刺激の多い部位だ。
病院に行ったほうがいいのだろうか。
でも「たかがほくろで……w」と、医者に鼻で笑われそうな気がする。


こわくなってきたのでインターネットさんに訊いてみる。

「手のひら に ほくろ が できた が 大丈夫か いや 大丈夫でしょうか」
と入力して検索。


すると、占いのサイトばかりが出てきた。

求めていた情報とはちがう。
健康関連のサイトを見たかったのに。

が、ひとまず安心する。

占いをする余裕があるということは、健康でいられるということだもんな。
ガンで余命半年の人は、自分の将来を占ってもらったりしないもんな。たぶん。


せっかくなので占いのサイトを見てみる。
ほくろがひとつできただけでも、その位置によっていろいろ意味が変わるらしい。

たしかに、東シナ海に小島がひとつできただけでも、それが日本領海内にできたのか、中国領海内なのか、公海なのかで大きくアジア情勢が変わるもんな。
そういう話じゃないか。


ほくろができたのは手のひらのなかでも、手首に近い位置。
この位置のほくろは、「運動機能の低下」をあらわしていると書いてあった。

さらには「内臓の不調かも。病院に行ったほうがいい」とまで書いてあった。

なんだよー!

結局病院案件かよー!


このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿