2016年7月2日土曜日

【エッセイ】あたしが超能力者を嫌いな3つの理由

このエントリーをはてなブックマークに追加

あたしは超能力者の連中が大嫌いだ。
心の底から毛嫌いしているといってもいい。


あたしが超能力者に対して嫌悪感を抱いているのには、3つの理由がある。
これを読めば、きっとあなたも、この怒りを理解してくれるだろうう。


1. すぐに心を読む


超能力者の連中ときたら、すぐにこちら脳内にアクセスしてきて、考えていることをのぞきみようとしてくる。

超能力者のやつらは、気づかれてないと思っているんでしょうね。
でもいっておきますよ。非超能力者からしたらバレバレですから!

すごくやらしい顔をして見てくるから、「あっ今こいつ心を読もうとしているな」ということがまるわかり。

こないだも電車のなかで、ちらちらこっちの心をうかがってるやつがいたの。
読まれないようにガードかけてやったら、あわてて「読んでませんよー」みたいな顔で目をそらしてやんの。
バカみたい。

好きでもない人に心をのぞかれるのはセクハラでしかない。
ほんと気持ちが悪い。
痴漢と、心を読んでくる超能力者は、社会の害悪でしかないですからっ!

ついでに言うと、直接心の中に話しかけてくるやつも、びっくりするからやめてっ!



2. マナーが悪い


超能力者のせいで何度危ない目にあったことか。

たとえば、念力っていうの? 離れてる場所にある物を動かすやつ。

地面に落ちていたタバコの吸い殻が急に浮き上がって、そのまますーっと灰皿まで飛んでいく。

あれ、超能力者からしたら善行のつもりなんでしょうね。
「ポイ捨てされた吸い殻拾ってる俺かっけー」ってな気分なんでしょう。

でも、周りからしたらびっくりするし、危ない。
火がついたままだったらどうすんのよって思う。
念力が狂って子どもに当たったらどうすんのよって思う。

ポイ捨てと念力、ほんと嫌い。

たまに、へたなくせに念力使うやついるでしょ。
そういうやつにかぎって、手で動かせばいいようなものを念力で動かしたりするのよね。

制御できてないのか知らないけど、オーラっていうの?あれがこっちまで飛んでくることがあって、あぶなっかしくてしょうがない。
飛び散ったオーラのせいで何度あたしのスプーンを曲げられたことか。




3. 己の超能力をやたらと自慢してくる



何度か超能力者と合コンしたことがあるんだけど、あいつらってほんと鼻持ちならないのよね。
なにかというと非超能力者を下に見てくる。

超能力者の何がイヤって、素直じゃないとこ。

「まあ一応サイコキネシスとテレポートぐらいならできますけど......」
とかいうでしょ。

なにが「まあ一応」よ。
自慢に思ってることがミエミエですから!

まだ素直に自慢してくるほうがマシ。

なんでか知らないけど、超能力者って絶対に「おれ苦労してるんだぜ」ってのをアピってくるでしょ。

ここで、あたし的『超能力者がよく言うセリフ ベスト3』を発表します!


第3位
「空なんか飛んだって疲れるだけでいいことなんかひとつもないよー」


第2位
「未来なんかお予知できないほうが幸せだったなって思うんだよなー。
 非超能力者は未来に対してわくわくできてうらやましいわ」


第1位
「非超能力者のほうが何倍も努力してるからね。尊敬するわー」


「あー、あるある」って思ったでしょ。
超能力者ってすぐこういうこと言うでしょ。

自虐のつもりかもしれないですけど、非超能力者からしたら自慢でしかないですよー!
せっかく心が読めるんだから、その発言がうざがられてることに気づいてくださーい!



このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿