【読書感想文】間川 清『だまし犯罪百科』

間川 清『だまし犯罪百科』

内容(「BOOK」データベースより)
身近で突然やってくるだまし犯罪!その被害解決にあたっている弁護士が明かす、だましの全貌!知らない人は、こうやってだまされる!「私は大丈夫」と思う人を簡単にだますテクニックとは!
弁護士として詐欺被害の対応などに長年携わってきた著者が、さまざまな詐欺ケースを紹介した一冊。
途中でネタが尽きたのか、後半は離婚訴訟やお墓トラブルなど詐欺以外のケースも紹介していますので、「高齢者のための法律トラブル事例」といったところです。


いろんな詐欺のケースを読んでいると、詐欺に引っかかるか引っかからないかは、判断力があるかどうかというより、知識があるかどうかだけなんだろうなと思います。
今、「オレオレ。さっき車で事故ちゃって示談金請求されてさ...」という詐欺に引っかかる人はまずいないですよね。
でも一昔前はその手口で多くの人が騙された。
それはこの十年間で日本人の判断力が向上したからではなく、「手口が知れわたったから」っていうだけですよね。

知っておくことって大事ですね。
ATMをよく使っている人は「ATMに行ってお金が振り込まれることなんてありえない」とわかるけど、いつも銀行窓口で済ませている人にはわからないでしょうし。


ぼくはどんな業界でもプロフェッショナルに対して敬意を持っています。
もちろんプロの詐欺師にも。
判断力で、騙すプロに素人が勝てるわけがない。
素人が対抗するために持てる武器は知識だけだと思います。


ぼくも、この本を読むまで知らなかったことがたくさんありました。
たとえば、持病がある人が「持病があっても入れる保険」に入ったら、持病と関連のある病気による手術は保険給付の対象外だった、というケース。

そりゃ、保険金を支払わなくていいんだったら保険会社は「誰でも入れます」っていいますよね。

保険の規約なんてあんな細かい文字で大量に書かれているわけですから、読んで理解できるわけないですもんね。
こういうケースをなるべく多く知っておくことは大事です。


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