2016年2月28日日曜日

【エッセイ】完全犯罪の夢

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月に1回くらいのペースで、完全犯罪のトリックを思いつく夢を見る。

夢なので、起きたときにはほとんど覚えていない。
今朝も「完璧なトリックを思いついた!」と思って目が覚めた。
このままだと忘れちゃう! と思ってあわててメモをとった。
だが、今メモを見たら、

・てんとう虫に糸を結びつけて飛ばすことで脱出可能

という謎の記述だけ。

おそらく密室殺人のトリックだと思うのだが、いったいこれでどうやって犯行現場から立ち去れるのかは、今となっては完全に迷宮入りだ。

1ヶ月のメモを見ると

・カーニバルの日に交通事故に見せかけて殺す

とある。
トリックもわからないし、そもそもカーニバルの日がいつなのかもわからない。

それでも、メモしたときは
「すごいトリックを思いついた! 来年の乱歩賞はぼくのものだ!」
という興奮さめやらぬまま書いているのだから、きっとすばらしいトリックだったのだろう。

とはいえ。
実際のところ、乱歩賞どころか、ミステリ小説を書こうとすら思っていない。
それどころか、最近はほとんどミステリを読んですらいない。
それなのに、どうして完全犯罪(らしきもの)の夢ばかり見るのか。
これは、誰かを殺したいという真相心理の表れなのではないだろうか。



私は、胸のうちに密かな殺意を飼っている。

あまり私を怒らせないほうがいい。
さもないと、カーニバルの日に、糸のついたてんとう虫があなたの部屋から飛び立つことになりますよ。

ふっふっふっ……。


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